英ブリストル & ボストン–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) — 組織内の技術者および非技術者チームのサイバーセキュリティー・スキルの測定と向上を支援するImmersive Labsは本日、新規投資家のインサイト・パートナーズが主導してメンロー・ベンチャーズ、シティ・ベンチャーズ、既存投資家のゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが参加した7500万ドルのシリーズC資金調達を完了したと発表しました。

今回の投資により、先進的で新たなサイバー人材最適化プラットフォームの提供が加速します。サイバー脅威はもはや技術者だけのものではなく、組織全体で専門的な技能が求められるようになっています。経営者の危機管理から、エンジニアの安全なソフトウェア開発や法務部のコンプライアンス確保に至るまで、当プラットフォームはデータを活用して必要な技能を把握し、役割に応じた訓練を提供します。また、幹部レベルの評価指標や評価基準も実現します。

Immersive Labsが調達したベンチャー資金はこれで1億2300万ドルになり、現在では、HSBC、ボーダフォン、NHSといった組織が顧客となっています。前年比100%以上の成長を遂げ、最近ではイノベーション・リーダーとして業界やビジネスで数々の賞を受賞しています。

Immersive Labsの最高経営責任者(CEO)で設立者のジェームズ・ハドリーは、次のように述べています。「サイバー脅威がますます多くの事業部門の問題となりつつある中、サイバーセキュリティーの知識や技能は、もはやバックオフィスに隠れている少数の技術者の領分にしておくべきではありません。ソフトウェアを構築する部署からCEOに至るまで、全ての社員が企業に蔓延する問題に対処しなくてはなりません。そのためには、より広範な人々のスキルを引き出し、それを証明する必要があります。」

「そのためには、これまで不可能とされてきた、弱点の把握が第一歩となります。今回の投資により、当社は新たな分析能力とコンテンツを追加することができ、組織が直面しているますます広く深くなっているサイバー露出に関するスキルをより詳細に把握できるようになり、リスクの測定と管理を適切に行うことが可能になります。」

インサイト・パートナーズのマネジングディレクターのライアン・ヒンクル氏は、次のように述べています。「ここ数年、世界的に顧客数と収益が大きく伸びているImmersive Labsは、急速に発展しているサイバー・スキルの分野で確固たる地位を築いています。影響力のある幹部や成長市場における革新的な製品、ユーザーへの強いエンゲージメントにより、同社は今後もサイバー準備市場をリードしていく立場にあります。」この取引の一環として、ヒンクル氏はImmersive Labsの取締役会に参加します。

今回の資金調達により、Immersive Labsはプラットフォームを構築するほか、国際的なプレゼンスを高め、向こう2年間で世界の従業員数を3倍の600人に増やし、アジア太平洋や欧州の新たな地域で事業を立ち上げていきます。

メンロー・ベンチャーズのパートナーのベンキー・ガネサン氏は、次のように述べています。「サイバーセキュリティーにおける労働危機は、解決が難しい問題です。進化し続ける脅威から守るためには、サイバー人材を増やし、進化し続けなければなりません。Immersive Labsは、スマートなデータ分析とターゲットを絞った訓練を組み合わせることで、大企業がこの問題に正面から立ち向かう手助けをします。サイバーセキュリティー分野のベテラン投資家として、私はImmersive Labsが大規模な問題を水平方向のソリューションで解決する機会を得たことを嬉しく思います。サイバーセキュリティーの脅威は増すばかりで、Immersive Labsは、大企業が絶えず進化し続ける脅威に対して自らを教育し、防護を支援することで、将来性を確保しています。」

シティ・ベンチャーズのマネジングディレクター兼グローバルヘッドのアービンド・プルショータム氏は、次のように述べています。「大企業が絶えず増え続けるサイバー脅威を軽減するために人材をより戦略的に活用するよう支援することの価値を強く信じています。これは、これまでは困難なことでした。効果的なデータがなければ、どこで能力開発を行うべきか、またその成果をどのように評価するべきかを知ることは困難です。これこそが、Immersive Labsのビジョンが非常に魅力的である理由です。それは、サイバー防護における最も価値のある資産の1つである人間の防御者を可視化し、最適化するものです。」

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのグロース・エクイティー・チームでマネジングディレクターを務めるジェームズ・ヘイワード氏は、次のように述べています。「Immersive Labsは、サイバー脅威に対する回復力の向上を目指す企業にとって、貴重なパートナーであることを証明しています。当社が最初に投資してから3年間の同社の成長と発展には目を見張るものがあり、さらなる成長のための強固な基盤を築いていると確信しています。」

2017年の設立以後、Immersive Labsは従業員数が200人を超える規模に成長し、ブリストルとボストンに共同本社を置いています。当社の詳細情報については、immersivelabs.comをご覧ください。

Immersive Labsについて

Immersive Labsは、組織によるヒューマンサイバー能力の装備、実行、立証を可能にしています。当社は、組織全体のヒューマンサイバー能力と準備態勢レベルに関する情報をセキュリティーのリーダーに提供する指標を提供し、脅威環境を追跡しているダイナミック・ラボと危機シナリオを通じてその改善に努めています。Immersive Labsは、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント、サミット・パートナーズ、インサイト・パートナーズ、シティ・ベンチャーズ、メンロー・ベンチャーズの支援を受けています。当社の顧客には、金融サービス、ヘルスケア、政府などの大手企業が含まれます。Immersive Labsのサービスの詳細情報については、www.immersivelabs.comをご覧ください。

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