Category: LiDAR

セプトン製Lidarの革新成果が2021年Tech.AD欧州で2つの賞を獲得

August 23, 2021 04: 00 AM Eastern Daylight Time 米カリフォルニア州サンノゼ–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) — Lidarソリューションの先進的プロバイダーであるセプトンは、今年のTech.AD欧州で革新成果が2つの賞を獲得し、さまざまな業界を対象とした受賞歴のある当社のLidarソリューションのポートフォリオがさらに拡大しました。 Tech.ADは、自律運転(AD)向け技術や、自動車業界向けの人工知能(AI)技術の発展に重点を置いた欧州有数の技術カンファレンスです。毎年授与されるTech.AD欧州アワードは、「自動車業界における傑出したプロジェクトを専ら讃え、優れたソリューションと革新成果を祝す」ものです。このアワードは、欧州きっての分野専門家から成る審査員団による応募の審査を経て発表されます。 セプトンは、そのNova Lidarが、「自律走行車と関連技術の開発における人工知能および機械学習の最も革新的な利用」部門で評価されました。この部門で2位を獲得したNovaは、先駆的で超小型の近距離認知向け広視野角(FOV)Lidarセンサーで、先進運転支援システム(ADAS)、自律走行車(AV)、無人搬送車(AGV)の用途に対応しています。Novaは性能、小型性、広いFOV範囲、低価格化の魅力的な組み合わせを提供し、高精度の死角検出、小物体検出、自動駐車支援、車両周辺のフリースペース推定など、さまざまな使用事例を可能にします。 また、セプトンのパートナーのALP.Labが、当社のLidarによって実現したスマートシティー・プロジェクトの「自律走行車のトレーニング・データ源としての交通監視」で、「自律運転の最も高度な実環境テスト&シミュレーション技術」部門の最優秀賞を獲得しました。グラーツで展開されたALP.Labのプロジェクトは、セプトンのHelius®スマートLidarシステムとVista®-P Lidarを活用して、高度なリアルタイムの3D交通・歩行者分析を実現しています。「ADAS/AD向けトレーニング・データの収集には、膨大な時間と費用がかかりますが、最も多様で困難な運転環境を生成する可能性が高い特定の道路や環境に焦点を当てたこの新しい持続可能なLidar認知ベースの技術なら、時間と費用を飛躍的に削減できるでしょう」と、ALP.Labは述べています。 Tech.AD欧州アワードでは、これまでもセプトンのLidarの革新成果が評価されています。セプトンはこれまで、さまざまな用途向けのLidarソリューションが受賞しており、これにはSora™ Lidarによる2019年AUVSI XCELLENCE革新賞(AUVSI XCELLENCE in Innovation Award)の受賞、Vista-Edgeとして知られる第1世代のHelius®による2019年現代セキュリティー新製品年間最優秀賞(Security Today New Product of the…

クアナジー、距離100メートルで業界初となるOPAベースのソリッドステートLiDARの実証を実施

August 05, 2021 11: 57 AM Eastern Daylight Time 米カリフォルニア州サニーベール–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) — OPAベースのソリッドステートLiDARセンサーと自動車およびIoT向けスマート3Dソリューションの大手プロバイダーのクアナジー・システムズは本日、S3シリーズLiDARの走行実証の成功を発表しました。同製品は、業界初の光学フェーズドアレイ(OPA)技術とスケーラブルなCMOSシリコン製造プロセスを使用している真のソリッドステートLiDARセンサーで、費用対効果の高い大量生産に適しています。 実証は、ゼロ・エレクトリック・ビークル(ZEV)と提携して実施されました。ZEVは、革新的で持続可能なエネルギー企業であり、電気輸送への移行中に既存の資産を最大活用したいと考える企業に、フリート電化とEVプラットフォームを提供しています。 今回の試験では、走査ビーム1本のソリッドステートLiDAR試験プラットフォームと映像確認用の追加カメラが車両に取り付けられました。試験車両は、常に安全性を維持しながら、さまざまな距離(接近した位置から100メートルの距離まで)で明るい日光の下を走行するターゲット車両を追跡しました。非常に検出しにくい物体でシミュレーションを行うために、反射率10%のターゲットが選ばれています。 ZEVのジム・モーリー社長は、次のように述べています。「クアナジーのCMOSベースのOPA技術は、自動車向けの長距離アプリケーションでの採用を目指し、大きく改善されたことを実証しました。私は、クアナジーのOPA技術は信頼性と費用効果が高い3D LiDARソリューションになると考えています。このソリューションは自動車業界にとって非常に重要です。」 クアナジーのS3シリーズLiDARセンサーは、物体検出と衝突回避に関する最も厳しい自動車要件を満たすように設計されています。このセンサー独自の電子ビームステアリングには可動部品がないため、衝撃や振動の影響を受けません。S3シリーズはMTBF(平均故障間隔)が10万時間以上で、大量生産用に価格500ドルを目指しています。 クアナジーの共同創業者で最高開発責任者のTianyue Yu博士は、次のように述べています。「クアナジーのOPAベースのソリッドステート技術を使用して昼間に達成された、業界初の距離100メートルでの実証に非常に胸が躍っています。当社のチームは現在、距離の延長、垂直視野の拡大、データレートの向上など、さらに積極的な性能目標を目指して取り組んでいます。今後のニュースにご期待ください。」 クアナジーは自動車アプリケーション向けOPA技術を進歩させていることに加えて、範囲を急拡大して数多くのIoTアプリケーションにスマートLiDARソリューションを提供しています。センサータとの戦略的パートナーシップに加えて、クアナジーは最近、以下のような商業用IoT展開を行っています。 フランスで、幹線道路の速度計測と取り締まりでPARIFEXから長距離3D LiDAR独占サプライヤーに選ばれる 韓国初のV2X(ビークルツーエブリシング)スマートシティーの展開 中国でリサイクル・プロセスを最適化し、環境負荷を低減するためにPuxiang BioEnergyに採用される 詳細情報については、www.quanergy.comをご覧ください。 クアナジーは6月に、CITICキャピタル・アクィジション(NYSE:CCAC)(CCAC)と最終的な合併契約を締結しました。取引完了時に、合併後の会社名はクアナジー・システムズとなり、ティッカーシンボル「QNGY」で、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場される予定です。この取引は、慣例的な完了条件を満たした後、2021年第4四半期に完了する見通しです。 クアナジー・システムズについて クアナジー・システムズの使命は、自動車およびIoTアプリケーション向けに強力で廉価なスマートライダーソリューションを開発し、人々の体験と安全性を強化することです。クアナジーは、光学フェーズドアレイ(OPA)技術に基づいて、唯一の真の100%ソリッドステートCMOS…

セプトン、デトロイトに本社を置く世界的自動車OEMからADAS用Lidar量産案件を業界最大規模で受注

カリフォルニア州サンノゼ発–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) — Lidarソリューションのプロバイダーである Cepton Technologies, Inc. (セプトン・テクノロジー、以下「セプトン」)は、デトロイトに本社を置く世界的な自動車OEM(以下「デトロイト拠点のOEM」)から、現在業界では最大規模1となるADAS用Lidarの量産案件を受注したと発表しました。これは、シリコンバレーを拠点として今月で創業から5年を迎えるセプトンのみならず、Lidar業界にとっても画期的な節目となります。 デトロイト拠点のOEMは、高級モデルに限らず、複数のクラスおよびモデルに搭載される次世代の先進運転支援システム(ADAS)について、セプトン製Lidarを採用する見込みです。これにより、車載用ADAS向けのLidar技術は業界初となる大量市場での導入が実現する可能性があり、2023年にはコンシューマ車両への導入が予想されます。 セプトンは、株式会社小糸製作所(以下、小糸製作所)とのパートナーシップにより、この先駆的な量産案件を受注しました。小糸製作所は、セプトンにとってパートナーであり、出資者でもある自動車用照明器の大手Tier 1サプライヤーです。本パートナーシップではMMT®ベースのVista®-X90車載グレードLidarを、セプトンの主要コンポーネントと技術を使用して製造する非独占的ライセンスを、小糸製作所に提供しました。Vista®-X90の製品開発は、量産案件獲得から1年半の間に大きく進展しています。 今回の量産案件の一部として既に複数のOEMモデルが決定しており、現在のところ業界最大規模の受注となります。セプトン製Lidarは、これらの車種に加え、デトロイト拠点のOEMが今後数年内に追加する予定の車種にも導入されるため、公表されている他のLidar量産プログラムの台数を大幅に上回る見込みです。これは、特許取得済みのセプトンのMMT® Lidarが、ミラーレスかつ摩擦のない非回転式Lidar技術を採用することで、大量市場のADAS Lidarにとって不可欠な優れた性能と高い信頼性、低コストの3つの要素をバランスよく兼ね備えていることを示しています。セプトンのMMT® Lidarは、小型化と低消費電力の優れた組み合わせを特徴としており、車両への組み込みにおける柔軟性を最大限に高め、フェイシアやヘッドランプへの内蔵化、ルーフ上、フロントガラス裏など、さまざまな取り付けオプションを可能にしています。そのため、セプトンのVista®-X90 Lidarは、車両に対するシームレスで革新的な組み込みを可能にします。 セプトンのCEO兼共同創設者であるジュン・ペイ博士は、次のように述べています。「自動車業界における世界有数の大手であるだけでなく、ADASや自動運転のパイオニアかつリーダーと認められている自動車OEMと協働できることを大変嬉しく思います。自動車の安全性と自律性に関する同社の長期的ビジョンの実現のためにセプトンが選ばれたことは光栄です。また、小糸製作所と提携し、この画期的な量産プログラムにおいて、その製造および品質面でのリーダーシップを活用できることも大変喜ばしく、将来のADAS Lidar採用おけるスタンダードを確立することになるでしょう」と述べました。 ペイ博士はまた、次のように述べています。「セプトンはADASを焦点として2016年に設立され、Lidarを日常的に利用する乗用車に欠かせない自動車安全センサーにすることを目指してイノベーションを進めてきました。現在は、今後数年以内に、より安全で楽しい運転体験を消費者に提供することに力を注いでいます」 セプトン・テクノロジーについて セプトンは、自動車(ADAS/AV)、スマート シティ、スマートスペース、スマートインダストリー用途など多様な市場向けに最先端のインテリジェントLidarベース・ソリューションを提供する世界有数の企業です。セプトンが特許を取得したMMT®ベースのLidar技術は、スマートアプリケーション向けに長距離・高解像度の3D認知を提供する、信頼性の高い、拡張性と費用対効果に優れたソリューションを実現します。 2016年に設立され、幅広い最先端Lidar・イメージング技術について合わせて20年超の経験を有する業界のベテランが率いるセプトンは、大量市場向けの高性能かつ高品質なLidarソリューションの商業化に注力しています。米国カリフォルニア州サンノゼに本社を構え、ドイツ、カナダ、日本、インドに拠点を置き、世界的な顧客基盤は急速に拡大しています。詳細についてはウェブサイト(www.cepton.com)をご覧いただき、TwitterとLinkedInで当社をフォローしてください。 将来予測に関する記述 本ドキュメントに記載されている一部の記述は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of…