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エルベ・エレクトロメディジンがMaxer Endoscopyを買収へ

April 08, 2021 02: 38 AM Eastern Daylight Time 独テュービンゲン–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) — 手術室における当社プレゼンスを強化する投資 エルベ・エレクトロメディジンの最高経営責任者(CEO)兼社長であるクリスチャン・O・エルベは、「本買収は、視覚化が非常に重要となる手術や処置のためのソリューションを提供する企業になるという当社の決意を反映しています。当社は視覚化から治療までの総合的なソリューションを提供することになります。蛍光イメージングシステムの分野に参入することは、当社の顧客に求められる付加価値を提供するための第1段階として当然です」と述べています。Maxerの高度に革新的な製品ポートフォリオと、エルベのエネルギー放射ハイテク製品の組み合わせにより、現存のユーザーが抱える未充足ニーズに対処することができます。 視覚の向上により手術を改善 Maxerが革新で最も主眼とするのは、高性能の視覚化技術の開発です。Maxerの技術は、輝度が高く鮮明な近赤外線(NIR)・蛍光ガイド下手術向けマルチスペクトル画像と通常の白色光画像を提供します。エルベは今後、内視鏡手術、さらには観血手術を対象に、4K装置および蛍光ガイド装置によるクラス最高の性能を提供できるようになります。 2020年にMaxerとその提携先であるミュンヘン・ルードヴィヒ・マクシミリアン大学(LMU)およびミュンヘン工科大学(TUM)は、そのアトラス・プロジェクトが評価され、ドイツ医学賞の革新的製品部門で一等賞を獲得しました。同プロジェクトは、手術精度を向上させた高度な腹腔鏡手術の実施を実現する「GPSシステム」を外科医に提供するというものです。同システムの提供は、腫瘍外科手術における合併症とリスクを低減し、患者の生活の質を向上させることに役立ちます。 完璧な組み合わせで素晴らしい成長見通し Maxerの理念と価値観はエルベのそれと類似しています。Maxerはこの7年間、ハイテク装置に関して素晴らしい実績を持っており、拡張現実(AR)ガイド下手術など、将来性のある機会を十分に活用する上で申し分ない立場にあります。Maxerの低侵襲機器の広範なポートフォリオは、エルベの既存の製品群にとって理想的な組み合わせとなります。 エルベの最高マーケティング責任者(CMO)であるマーカス・C・フェルステッドは、次のように述べています。「Maxerの素晴らしい機器やマルチスペクトルイメージングシステムは、110カ国以上に展開する当社の強力な営業陣と販売パートナーを通じて、市場へのアクセスを手に入れることになります。」 MaxerのShirish Joshiマネジングディレクターは、次のように述べています。「今回の買収により、当社は画像ガイド下手術の分野で画期的な革新成果の提供をスピードアップできるようになります。」 エルベはConAlliance(合併・買収)およびRWT Reutlingen(法務・財務)より助言を受けました。 当社の展望 電気外科とイメージングの組み合わせは、AIを使用することで、データの処理および結合によって付加価値を提供します。そして新しい治療選択肢につながり、患者の安全を強化します。それぞれの長所を生かすということです。 Maxerについて Maxerはドイツのトゥットリンゲン医療用内視鏡クラスターに拠点を置き、低侵襲手術(MIS)を専門分野としています。Maxerは、腹腔鏡検査、子宮鏡検査、泌尿器科、小児外科、関節鏡検査、脊椎内視鏡、ENT手術のための広範な内視鏡システムと装置を製造しています。Maxerの中核的な強みは、第一級の可視化技術の開発にあります。Maxerは手術室にコンピューター支援手術を導入すべく、ミュンヘン・ルードヴィヒ・マクシミリアン大学(LMU)およびミュンヘン工科大学(TUM)と提携しています。 エルベについて エルベ・エレクトロメディジンは、世界各国で外科用機器・デバイスを開発・製造・販売すると同時に、さまざまな医療分野でこれら製品を専門的に使用するためのサービスを提供しています。世界各国の外科医、OPチーム、患者がエルベの医療技術に信頼を寄せています。エルベの外科用機器・デバイスは、ほぼすべての専門分野で使用されています。電気手術とその他の当社技術との組み合わせが基盤です。当社はハイブリッドソリューションにより、医療の分野で新たな革新的アプリケーションを提供することができます。…